赤ちゃんの虫歯の原因は母親から!?母子感染の危険とは

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赤ちゃんの虫歯の原因は母親から!?母子感染の危険とは

赤ちゃんを抱く母親
  • 「歯磨きしているのに虫歯になった・・・」
  • 「お菓子をあげていないのに虫歯になった・・・」
  • 「子供を虫歯にしたくない・・・」

このように赤ちゃんの歯の健康に不安や疑問があるお母様はたくさんいるのではないでしょうか?出来ることなら子供には虫歯になってほしくないですよね。実は虫歯はコントロールできるのです!中には大人になってからも1度も虫歯になったことがないという方もいます。うまくコントロールすることが出来れば虫歯になりにくい体質にすることも可能です。

虫歯はどこから来るの?

驚かれる方もいるかもしれませんが、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌が存在しません。実は父親は母親、祖父母や親戚など身近な人から虫歯菌はうつるのです。母子感染という言葉を聞いた方もいるかもしれませんが、子供と接する機会の多い方、特に母親から感染する機会が高いことからこのような名前が付けられています。最近の研究ではDNA解析の結果、子供に感染した虫歯菌の感染経路は「母親由来51.4%」「父親由来31.4%」「その他17.2%」と母親が半数、両親で80%も占めることが分かっています。

子供の虫歯感染由来

お口の中の虫歯菌が多い母親の子供は、9倍も虫歯菌に感染しやすい!?

アメリカ・ロチェスター大学の研究によると、お口の中の虫歯菌が多い母親を持つ子供は9倍以上も虫歯菌に感染されやすいという研究結果が出ていることがわかっています。お母さんのお口の中が清潔なほど、お子様のお口も清潔になり、将来的な虫歯予防を行うことが出来るようになります。

虫歯の多い母親の虫歯感染率

2歳までに虫歯菌に感染しなかった子供は、16倍も虫歯になりにくい!?

スウェーデン・イエテボリ大学の研究によると、2歳までに虫歯菌に感染しなかった子供が4歳になった時の虫歯の本数は0.3本であったのに対し、2歳までに感染した子供は5本もあり、2歳までに感染しなかった子供の方が16倍以上も虫歯になりにくいことが分かっています。
2歳までになるべく虫歯菌をうつさないようにすることが、子供を虫歯のリスクから守ることに繋がります。

2歳に虫歯感染すると

以上の研究結果から分かることは、ご両親やご家族など身近な方々の関わり方によってお子様が虫歯になりやすくなったり、なりにくくなったりするという事です。お子様の歯を守るためにもまずはご自身やご家族の方々のお口の状態をきれいにしておくことが非常に大切です。

虫歯がうつりやすい時期とは

感染の窓

虫歯は感染症です。両親や祖父母などの唾液中にいる虫歯菌が赤ちゃんのお口の中にうつることで感染し、長い時間をかけて発症する病気なのです。虫歯菌は歯のような硬い場所にしか住むことが出来ないので、生まれたての赤ちゃんには存在しません。しかし、生後6ヵ月頃から歯が生え始めてくるので感染が始まります。そして、特に感染しやすい時期が生後19ヵ月(1歳7ヵ月)~31ヵ月(2歳7ヵ月)の1年間であり、「感染の窓」と呼ばれています。この時期は乳歯が次々と生える時期なので虫歯菌の住処も多くなり、感染しやすくなります。

乳歯の生える順番

大人の歯は全部で28本(親知らず含めると32本)ですが、子供の歯は全部で20本です。その生える順番は以下の通りです。

乳歯の生える順番
  1. 生後6ヵ月頃 :下の前歯2本
  2. 生後10ヵ月頃:上の前歯2本(合計4本)
  3. 生後12ヵ月頃:上下の2番目の歯4本(合計8本)
  4. 生後18ヵ月頃:上下の奥歯4本(合計12本)
  5. 生後24ヵ月頃:上下の犬歯4本(合計16本)
  6. 生後30ヵ月頃:上下の奥歯4本(合計20本)

3歳になる頃には乳歯が全て生えそろいます。
※生える時期は個人差があるので参考程度に。

虫歯菌の感染リスクを減らす6つのコツ

前述したように赤ちゃんの虫歯は、大人の唾液にいる虫歯菌が感染することによって発症します。虫歯になりにくい体質にするには虫歯菌に感染する時期が重要であり、虫歯菌の数は感染する時期が遅ければ遅いほど少なくなります。これはお口の中に存在する無数の細菌のうち、虫歯菌の割合が少なくなるため虫歯になりにくくなるのです。感染のリスクを減らす方法をいくつかお伝えします。

①歯科医院へ定期的に通う

両親や祖父母など赤ちゃんと接する機会の多い方は、歯科医院で虫歯や歯周病の治療やクリーニングを行うことが大切大切です。歯の汚れは3~4カ月で蓄積し、歯磨きでは取れないと言われているので定期的に歯のメンテナンスをすることがおすすめです。口の中の虫歯菌が少なくなればそれだけ赤ちゃんへの感染リスクを下げることが出来ます。また、ご両親の歯のメンテナンスはお子様の歯の健康のためだけではなく、ご自身の歯の健康のためにもなります。

②箸やスプーンなどの食器は別々にする

食事の際、両親が使った箸やスプーンで赤ちゃんに食べ物を与えると虫歯菌も一緒に運ばれます。それを防ぐためには箸やスプーンを共有しないことが大切です。

③口移しで食べ物や飲み物を与えない

ついついやりがちかもしれませんが、食べ物を口移しであげたり、噛み砕いて食べやすくしてからあげると感染の原因となります。また、熱い食べ物を冷ますためにフーフーすることも控えましょう。

④キス以外のスキンシップをする

大人の唾液を介して虫歯菌がうつるため、キスでも感染します。また、顔を近づけてお話ししたりしても唾液が飛んで感染する恐れがあります。

⑤砂糖の多い食べ物や飲み物を与えない

砂糖は虫歯菌の量を増やす要因となります。最初に少ししか虫歯菌がお口の中にいなかったとしても、糖を栄養にどんどん増えていき、虫歯菌に占領される危険があります。特にお口の中に長く滞在するアメやキャラメル、ジュースなどは控えることが大切です。おすすめは水とお茶です。お茶は抗菌作用があるカテキンが含まれているため効果的ですが、着色の原因となるため飲みすぎに注意が必要です。

⑥キシリトールガムを食べる

キシリトールは虫歯菌を抑制する効果があり、手軽にすることができる優れモノです。方法としては両親や祖父母など身近な方が1日2~3回キシリトールガムを噛みます。これを赤ちゃんが3歳になるくらいまで行います。フィンランドでは2歳児の時に母子感染のリスクが減少したという研究結果があります。但し、キシリトールが50%以上含まれていることが条件です。それ以下だと砂糖などの甘味料が多く含まれることになり、虫歯の原因となります。
また、最近ではプロデンティスと呼ばれるタブレットも売られています。これはロイテリ菌と呼ばれる乳酸菌が虫歯菌を抑制する作用があります。また、善玉菌を口腔内に住ませることで虫歯菌の住処を少なくするという働きもあります。

最後に

生まれた我が子はかわいいですよね。もちろん虫歯になってほしくないですよね。だからといってスキンシップを控えるというのもおかしな話です。正直なところ、赤ちゃんとの大切なスキンシップを無くして、これらすべてを行うことは非常に難しいと思います。ですので、少なくとも以下の3つにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

  1. 両親や祖父母は歯のメンテナンスをする
  2. 箸やスプーンなどの食器は赤ちゃんと別々にする
  3. 口移しで食べ物や飲み物を与えない

これら3つをするだけでも今よりも虫歯菌の感染リスクを抑えることが出来るでしょう!赤ちゃんとスキンシップを大切にしながら、虫歯菌の感染も気にかけてみてください。

まとめ

  1. 虫歯菌は特に母親から感染する。
  2. 2歳までに感染を防げば虫歯になりにくい体質になる可能性がある。
  3. 感染リスクを減らすコツは
    1. ①定期的に歯のメンテナンスをする。
    2. ②箸やスプーン・コップなどの食器を別々にする。
    3. ③口移しで飲食を与えない。
    4. ④唾液を介するスキンシップを避ける。
    5. ⑤糖分控えめな飲食を心掛ける。
    6. ⑥キシリトールを日常に取り入れる。

特に「①定期的に歯のメンテナンスをする」は妊娠中の方にとっても大切なことです。
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