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妊産婦歯科検診

妊産婦歯科検診を受けましょう

さくら会では、妊娠中の方を対象とした妊産婦歯科検診を実施しています。
虫歯菌を生まれてくる赤ちゃんに移さないためにも、妊娠中からお口の中を清潔かつ健康にすることが大切です。
受診券と健康保険証をお持ちいただければ無料で受診できますので、お母さんと生まれてくるお子さまのために、歯科検診を受けましょう。

目次

妊娠中はむし歯になりやすい時期です 歯周病には特に注意が必要です 生まれてくる赤ちゃんにも影響があります 妊娠中期(5か月~)頃の受診がおすすめです 妊産婦歯科検診の内容 妊婦さんの歯医者でのお悩み Q&A

妊娠中はむし歯になりやすい
時期です

妊娠によるホルモンバランスの変化や、つわりのためにお口の手入れが不十分になってしまうなど、妊娠中は虫歯や歯周病になりやすい時期です。

歯ブラシを口の中に入れるのも苦痛になってしまう方も珍しくありません。
食事を小分けにしないと食べることができなくなり、食べ物を口にする回数が増えるのも虫歯になりやすくなる原因のひとつです。

また、妊娠中は酸っぱいものを好んで食べるようになります。
そうなると口内が酸性に傾きやすくなります。
口内が酸性に傾くと虫歯菌が繁殖しやすくなります。

このように妊娠中は虫歯に十分注意しなくてはいけません。

歯周病には特に注意が必要です

1996年のアメリカの研究結果によると、妊娠中に歯周病が進んでしまうと、早産や低体重児出産のリスクが7倍に高まるといわれています。
それはタバコやアルコールによる早産リスクよりも高い数値になっています。

体内で分娩時期を判別するために出される炎症性物質が、歯周病の免疫反応としてふえる物質と同じため、出産の合図と間違ってしまうのが原因といわれています。

生まれてくる赤ちゃんにも
影響があります

実は、生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。
スプーンやお箸などを介して、大人の虫歯菌が赤ちゃんのお口の中に入ってしまうと虫歯になってしまう恐れがあります。
赤ちゃんが生まれる前、妊娠中から虫歯を予防することが大切です。

妊娠中期(5か月~)頃の受診が
おすすめです

妊娠中期(5ヶ月~8ヶ月)の間であれば、ほとんどの方が問題なく診療を受けることができます。
妊娠初期(1ヶ月~5ヶ月)は流産等の恐れもあるので、体に負担がかかるようであれば長時間の治療は避け、応急処置をして妊娠中期に治療を行いましょう。

治療に来て、虫歯や歯周病があれば定期的に通い、治療を終えることが望ましいです。
そして治療が終わったお母さま方や特に問題がなかったお母さま方は、引き続きお口の中を健康に保てるように定期的に通院し、歯科医師・歯科衛生士からアドバイスをもらいましょう。

妊産婦歯科検診の内容

対象者 妊娠されている方
内容 歯・歯肉の状態、歯垢・歯石の付着状態などの確認
料金 無料

市町村によって異なりますので、お住いの市町村のホームページなどでお調べください

歯石除去やレントゲン撮影などの治療行為は検診内容に含まれません。
これらの治療行為を行う場合は、有料となります。

申し込み 受診をご希望の医院へ事前にお問い合わせください。
持ち物
  • 受診券(母と子のしおりに添付)
  • 健康保険証
期限 出産日から1年未満

市町村によって異なりますので、お住いの市町村のホームページなどでお調べください

妊婦さんの歯医者でのお悩み Q&A

仰向けの姿勢が大変だし、疲れそう……
妊婦さんが楽な姿勢で診療できるよう、椅子を倒しすぎずに行うことができます。
適度に休憩をはさみながら進めていくことも可能です。
つわりがひどくなったり、トイレが近くなったり等、何かございましたら遠慮せずにお申し付け下さい。
レントゲン撮影って赤ちゃんに影響しないの?
さくら会で用いている機器は、デジタル化しているため、従来のものより10分の1の放射量で撮影することができます。
また、撮影範囲も口腔周囲のみに限定しているため、赤ちゃんに影響することはありません。ご安心ください。
麻酔は大丈夫?
麻酔注射は必要に応じて局所のみ行います。当院では、身体への負担が少ない麻酔カートリッジを使用しております。
微量ですので、赤ちゃんにまで影響を及ぼすことはありません。
痛み止めの薬は飲んでも大丈夫?
基本的に妊娠中の方は薬を飲まれないことをお勧めしております。
しかし、お身体の状態により、痛みを我慢する方が母体や赤ちゃんに悪影響が出るようであれば、歯科医師が十分に考慮した上で、赤ちゃんにできる限り影響の少ない薬を選び、最小限の処方を行うこともあります。
その際は必ず、お母さまにきちんとご説明してから処方いたします。

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