何をしていても気になる“口内炎”
口内炎といってもいろいろな種類があることをご存知ですか?

- 「あー!また口内炎が出来た!!」
- 「一回出来たらなかなか治らないよー!!」
- 「口内炎ってなんでできるのかなあ・・・」
口内炎が出来てしまい、煩わしい思いをしたことがある方もいらっしゃるかと思います。ご飯を食べる時に食べにくかったり、歯磨きがしづらかったりと辛いですよね。口内炎には様々な種類があり、原因も様々です。この記事を読んで口内炎について知っていただき、少しでも防ぐことができたら幸いです。
口内炎の種類

お口の中や周辺の粘膜に出来てしまう潰瘍のことを”口内炎”と言います。口内炎には、いくつか種類があります。お口の中の歯肉や粘膜に出来るものが『口内炎』、上の唇と下の唇の境目の口角に出来るのが『口角炎』、舌に出来るのが『舌炎』、唇に出来るのが『口唇炎』と様々な呼び方があります。お口の中は呼吸や食事をすることによって常に外部と接しており、「ほこり」「ウイルス」「細菌」などが付着してしまいます。その付着してしまった細菌から炎症をおこす可能性があります。
口内炎の種類と原因
口内炎の原因は様々ですが、主に5つの原因が考えられます。
1. 潰瘍性(アフタ性)口内炎

この潰瘍性口内炎の原因は、「疲れやストレスによる免疫力低下」「栄養不足」「睡眠不足」などです。潰瘍性口内炎になってしまうと、2~10mm程度の白くて丸い潰瘍がお口の中の粘膜に出来ます。主に若い人に発生することが多いですが、10~14日ほどで自然に治ります。
なかなか治らない場合や広範囲に口内炎が出来る場合、何度も発生してしまう場合は、他の病気の可能性も考えられます。
2. ウイルス性口内炎

ウイルス性口内炎は、「単純ヘルペスウイルス」「カンジダ菌の増殖」「梅毒」「淋病」「クラミジア」などのウイルスが原因で起こる口内炎です。お口の中の粘膜に多くの水泡が形成され、発熱や強い痛みを伴うことがあります。
3. カタル性口内炎

カタル性口内炎は矯正器具や入れ歯が粘膜に接触して刺激を受けた場合や頬の内側を噛んでしまった場合、あるいは熱いものを口にして火傷した場合などに起こる口内炎です。
口内の粘膜が炎症して白く爛れたり、ひび割れしたりする症状を引き起こします。また、唾液の分泌量が増えて口臭が気になったり、お口の中が熱く感じることで味覚が鈍くなったりすることもあります。
4. アレルギー性口内炎

食べ物や金属、薬物の刺激で起こります。
5.ニコチン性口内炎

喫煙の習慣により起こります。お口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化する可能性もあります。
口内炎にならないために

お口の中に口内炎が出来てしまうとおいしい食べ物を食べていても気になってしまいます。口内炎ができる原因は様々ですが、食生活を良くすることが口内炎を防ぐ近道となります。「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンC」「緑黄色野菜」など、バランスのとれた食生活を心がけましょう。また口内炎になった場合、刺激の強い香辛料や濃い味つけのもの、熱い食べ物は傷口を刺激し、痛みが増す可能性があるので控えましょう。

松戸ありす歯科では口内炎のお薬もございます。口内炎がなかなか治らないなどお悩みの方は一度ご来院ください。バランスのよい食事をし、ストレスを溜めない生活を心掛けて、口腔環境を整えていきましょう。

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